被爆者の方とお会いして1

今日は長崎原爆の日。
被爆者の方の証言をお聞きするということが大変な年月が経ちました。
あらためて僕らが伝えていくことの大切さを感じます。
大切な家族や友人たちとまず話してみることから始めましょう。

被爆者の方とお会いして1

ご自宅で3時間にわたりお話しいただいた
被爆者の森下弘(ひろむ)さんのお話を
少しずつ書いていきたいと思います。

先ず、森下さんの作品(写真)をご覧下さい。

『森下弘書道展』図録より

夏になると子供達は裸が好き
だけど着物を脱がせてはいけない
真っ黒こげの幼児がよみがえってくる
     -ヒロシマの顔-(抄)

(抄:作品の一部分ということだそうです)

森下さんにお会いする前、僕はこの『詩』と『書』に打ちのめされました。
生半可な気持ちでお会いすることが出来ないな、と強く思いました。

森下弘詩集『ヒロシマの顔』(写真)

この詩は、詩集の冒頭に「ヒロシマの顔」というタイトルで
書かれています。

森下さんは詩人であり、書家です。
そして高校の先生として長い間教育に携わってこられました。
大学でも講義されていたそうです。

そういう森下さんにどんなことが起こったのでしょう、
次回は現実にあった被爆体験の話です。

 

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